「コンピュータウィルス対策」
インターネットの普及に伴い、最近特に、コンピュータウイルス(以下、ウイルスという)による被害が増大しています。ウイルスとは、第三者のプログラムやデータに対して意図的に何らかの被害を及ぼすように作られたプログラムのことです。以前は、Excelなどファイルマクロ機能に取り付く不正コードによる被害が多かったのですが、最近はInternet Explorerなどのセキュリティホールを狙ったウイルスが非常に増えています。セキュリティホールとは、ソフトウェアの設計ミスやプログラムのバグなどにより生じたセキュリティ上問題となる欠陥のことです。ウイルスに感染すると、自分のパソコンの被害だけでなく、電子メールの送信先の人にも広範囲に被害を及ぼしますので、ウイルス対策は不可欠です。ウイルス感染を予防するために、以下のことをぜひ実行しましょう。
@「ワクチンソフト」の導入
ウイルスを発見・駆除する「ワクチンソフト」(※)を購入(約7,000円程度)し、パソコンにインストールします。特に重要な点は、ワクチンソフトは本体(エンジン部分)とウイルスパターンファイルから構成されていますが、これらが常に最新版となるように更新することです。なぜなら、ウイルスは次々と新しいタイプが開発されており、それに対応する必要があるためです。ワクチンソフトの販売会社からインターネット経由で、自動更新機能により最新版をダウンロードします。また、ワクチンソフトの購入1年経過後も、サポート契約(年間約3,000円程度)により、常に最新のパターンファイルに更新することも忘れないでください。
※・・・ウイルス・バスター、ノートン・アンチウイルス、ウイルス・スキャン等
Aダウンロードしたファイル・電子メールに添付されたファイルのウイルス検査
インターネットからダウンロードしたファイルや、電子メールに添付されたファイルを開く前に、ワクチンソフトによりウイルス検査を自動的に実施する必要があります。それぞれのワクチンソフトの説明書に従って設定を行ってください。
なお、ファイルのダウンロードは信頼できるサイトからのみ行うとともに、見知らぬ相手からのメール添付ファイルは開けずに削除するほうが無難です。
B全ファイルの定期的なウイルス検査
ワクチンソフトにより、パソコンの全ファイルを定期的に(週1回程度)ウイルス検査を実施します。
Cブラウザ、電子メールソフトの最新版への更新
Internet Explorerなどのブラウザ(ホームページを閲覧するためのソフト)やOutlook
Expressなどの電子メール用ソフトは、最新バージョンほど高度なセキュリティ対策がなされているので、最新版が出れば更新します。現在使っているバージョンは、「ヘルプ」の中の「バージョン情報」で確認することができます。Windows95の場合は、Internet
Explorer5.5 SP(サービスパック)2、Windows98以降の場合は、Internet Explorer6.0が最新バージョンです。また、ブラウザやメールソフトのセキュリティホールが新たに発見された場合は、その対策用の修正プログラム(パッチ)がマイクロソフト社から無償で提供されますので、自分でダウンロードしてバージョンアップしてください。
Dデータを定期的にバックアップ
ウイルスに感染したパソコンシステムを修復させるためには、OSの再インストールが必要となる場合もあります。その場合、購入したソフトなどはインストールし直せばよいのですが、自分で作成したファイル(Word文書など)は戻りません。万一ウイルスに感染しデータが破壊された際に復旧ができるように、データ(Word・Excel文書、メールアドレス帳など)のバックアップを頻繁に取っておくことが必要です。バックアップ用の媒体としてはMOやCD-R/RWを利用するのが便利です。
