- 土曜セミナー
2024.3.23開催『起業家がみたソマリア~支援の限界とビジネスの可能性~』
幼いころの志、アフリカ支援を胸にビジネスに奮闘!
20代前半から起業家として活躍し、線路の枕木のごとく現れる難題を解決し成長を遂げてきた野口社長。
しかし、とうとう力及ばす倒産の危機を迎え事業を手放した時、あの遠い記憶がよみがえります。幼い頃テレビで見た厳しいアフリカの国々を、いつか支援したいと思っていたのではなかったかと。
酸いも甘いも噛み分けた野口社長が、幼いころからのアフリカ支援という「志」を思い出しソマリアの支援活動に乗り出し現地を訪問。そこで見たものは・・・
現在の紛争支援は「山火事に水滴」だと語る野口社長が、支援の限界を感じ次に志したのがソマリアにビジネスを根付かせ、自助で復興発展させることでした。
アフリカとは、紛争とは、テロとは、支援とは・・・ソマリアで防弾チョッキをまとい見て来た現実を、生々しい映像や写真で紹介します。そしてソマリアでの今後のビジネスについて展望を語ります。受講の皆さんと活発な意見交換を期待しております。
イベント情報
・外務省退避勧告レベル4のソマリアとは。
・イスラム系過激派組織アルシャバーブのテロリストとの対話で分かったこと。
・国連、アフリカ連合、ODAなどの位置付け。
・起業のきっかけ
創業仲間との株式シェアと確執
・17年の経営人生においてのライフライン
数々のトラブル、ブレイクスルーのきっかけ、ガバナンス、労基法など
・会社経営と家族(嫁、息子、娘)との関係
講師プロフィール
野口浩孝
株式会社プレート 代表取締役
1981年大阪市生まれ42歳。2004年関西学院大学社会学部を卒業後、同年総合広告代理店の株式会社東急エージェンシーに就職。2006年7月に退職後、学生就職支援事業として起業する。
2008年のリーマンショックで人材事業が低迷したため、デジタルマーケティング、システムインテグレーション事業を立ち上げ、売上11億円、社員40名の規模まで拡大。
しかし、2019年に立ち上げた通販事業の失速により、2021年年末キャッシュアウト、倒産の危機を迎えた、2023年2月末に東証プライム上場の株式会社オーケストラホールディングスに事業を売却。
その後、幼い頃からの夢だったアフリカ地域の貧困問題解決に従事しようと、NGO団体アクセプト・インターナショナルに所属し、代表永井氏と7月にソマリアにて紛争解決活動に携わり、再度キャリア支援事業を行うことを決意。
2023年11月に人材事業を買収し、事業拡大と社会貢献の両軸で奮闘中。
趣味は格闘技を見ること、やること。(キックボクシング、柔術)