平成31年1月スキルアップ研修
テーマ:「クライアントの営業面でのお悩みと診断士の支援のあり方」
講 師: 林 正人(大阪府協会会員)
内 容:
働き方改革の時代となり、営業にも生産性の向上が求められています。
営業の仕事といえば、営業マンが顧客のキーマンたちの間を昼も夜も分かたず駆け回り、案件情報やニーズを懸命に探り、顧客要求と社内資源との調整に明け暮れるというイメージが思い浮かびます。その能力と言えば、交渉力や嗅覚、センスという属人的な要素があること、そしてところ変わればやり方も変わる部分が強く、単純な標準化がむつかしい業務です。
その一方で経営者の多くは、営業マンの頭数不足や若年層の定着率低下、メンタル対策、労働時間管理等の課題を抱えています。しかしそれらを理由として収益目標は落とせません。
このように営業はそれ自体が複雑系のシステムと言えるでしょう。そのような営業業務を、診断士としていかなる軸で支援をしていくのか、事例を紹介しながら、皆さんと共に考えていく時間にしたいと思います。
講師プロフィール:
大学卒業後、重電機製造メーカーに勤務し、20年以上営業の第一線に従事。製造業向けに生産財や試験用機材の販売を手掛ける。
勤務のかたわら、2015年にMBA取得。2016年中小企業診断士登録。同年大阪府中小企業診断協会入会。診断士資格の取得を機会に独立し、個人事務所を開設。製造業を中心に活動中。