ISO研究会

代表者 : 高野 淨
Tel:090-5044-2313
Mail:takano_k@m3.kcn.ne.jp

当会は平成10年に発足しました。当協会の研究会の中でも特に長い歴史をもっています。
ISO審査員、経営コンサルタント、経営者、企業内診断士等、様々な立場のメンバーで活発に行われる議論から、ISOを経営に生かすヒントやノウハウを得ることができます。

これまで、ISO9001(品質)やISO14001(環境)を経営に役立てる方法について研究を続けてきました。近年は、2015年に改訂されたISO9001及びISO14001についての研究成果を論文にまとめるとともに、書籍「経営ツールとしてのISO活用Q&A」を同友館から出版しました。同書では、小さな会社の社長が日々直面している様々な問題を解決するヒントが、ISO9001の規格に詰め込まれていることを明らかにしました。

小さな会社が成長するには、組織を整備し、事業が仕組みで動くようにすることが必須です。ISOマネジメントシステム規格は、仕組み化のテンプレートとして活用できます。仕組みを成長させるには、自ら事業の仕組みを点検し、改善することも重要です。そこで、2018年からは、形骸化が指摘されているISO内部監査の活性化について研究してきました。

今後は、脱炭素化、デジタル化、働き方改革、HACCP義務化、事業継続、SDGs、イノベーション、サーキュラーエコノミーといった昨今話題のキーワードにも関連する様々なISOマネジメントシステム規格(環境、エネルギー、労働安全衛生、食品安全、BCP、CSR、情報セキュリティ、イノベーション、LCA、MFCA、等)についても深掘りをしていきます。

例会は、第2木曜日の18時30分から当協会の会議室あるいはオンラインで開催しています。
興味をお持ちの方は、是非ご見学ください。