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現状と課題
外国人経営者「経営・管理」ビザの更新に中小企業診断士の評価書が必要
経営する会社が2期連続の赤字で債務超過となったため、ビザ更新時に入国管理局から中小企業診断士が作成した「経営改善の見通しについての評価書」の提出を求められた。提出締切りまでの日数は短く、早急に作成する必要がある状態となった。
解決の視点
事業改善計画の作成と診断士による状況評価を行う
まずは収益性を改善することで、利益を出せる状態にすることが最優先事項であり、改善に向けた事業計画(数値計画、行動計画)をまとめることが必要となる。
加えて、貸借対照表(B/S)は本人や親族からの借入については自己資本とみなすことができる場合もあり、実態では債務超過となっていない場合もある為、実態B/Sを作成することも効果的である。
対策
早急な中小企業診断士による計画策定支援の実行
早急に債務超過解消、事業の黒字化といった事業改善に向けた計画の作成が必要となる。加えて、事業改善計画の妥当性について、中小企業診断士として経営改善の見通しについての評価書を作成することが必要となる。
効果・成果
「経営・管理」ビザの更新ができた
短期間で事業改善に向けた方向性を形にして、経営改善が見込まれる形にできた。
その後、入国管理局に計画・評価書を提示することで、事業の継続を認められ、経営管理ビザの更新ができた。
支援者の声
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経営管理ビザの更新に中小企業診断士の評価書を急ぎ準備する必要があると言われて、府協会に連絡したところ対応できる専門家を紹介して頂きました。
3期分の決算資料から経営分析を行い、問題点の洗い出しと解決方法を提言いただきました。ヒアリング内容を元に的確な事業計画書と評価書を迅速に作成頂きました。
最初から最後まで親身になって進めて頂き、期限内に入国管理局への資料提出ができ、無事ビザの更新ができました。
担当した診断士
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- 登録番号
- 420298
神原 清美
行政書士と中小企業診断士両方の資格を保有し、経営管理ビザ申請、会社設立、営業許可申請から経営支援までトータル的にご支援しています。経営改善の手法や今後の事業展開を踏まえた評価書は、これまでご支援した外国人経営者の皆さまにも高い評価を受けております。永住権許可申請なども携わっており、入管に精通した知識・経験が強みです。
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- 登録番号
- 411135
石井 誠宏
当会には経営管理ビザに詳しい診断士が多数在籍しており、早急な対応を可能にする仕組みを作っています。まずは気軽にお問合せ下さい。
※基準費用は事業計画書作成支援と評価書作成で12万円(税抜)~です。1週間以内での作成の場合は特急料金などが別途必要となる場合があります。